【週末農業2週目】ソラマメ種まき・トンネル立て

農業体験

2週目となる10/29(土)は、1畝にソラマメの種をまき、トンネルを立てを覚えました。残りの時間は先週の復習の意味も込めて、三太郎(大根)を植える2畝の土づくり・畝立て・マルチ張りをやりました。

今週もせっせと農業記録をまとめていきます。

1畝の農作業

ソラマメの種まき

先週マルチ張りまで行った1畝にマルチカッター(穴あけ器)を使って、ソラマメの種をまくために穴を開けます。

マルチカッター

マルチカッターは、ビニールにぐっと押し込んでぐりぐり回しながら開けるとキレイな円の形に穴が開きます。

シェア畑ではソラマメの種を植えるときは、30cm間隔でマルチに穴を開けます。

マルチカッターで穴を開けると畝の土もボコッととれるので、取れた土は元の場所に戻し、そこにソラマメの種を植えます。

作物によって種から植えたり、苗から植え付けたりと様々な植え方があるようです。

種から植える場合でも、「すじまき」「点まき」「ばらまき」とか野菜で最適な種まきの方法が異なります。

ソラマメの場合は、「点まき」という一定の間隔をとり、1ヵ所に1粒ずつ(※)種をまくやり方で植えます。

※農作物で1ヵ所に植える種の数は異なります。

ソラマメの種まきはとても簡単です。「おはぐろ」と呼ばれる黒い線を斜め下、くぼみを斜め上に向けて、種の頭が1/3ぐらい見える程度の深さ(浅まき)にして土に植えるだけです。種の向きだけ気を付ければいいので、初心者の私たちでも簡単に植えられました。

種を植えた部分の土に水をまけば、種まきは完了です。

ソラマメの種を植えた直後の1畝

1畝の残り半分はスナップエンドウも植える予定ですが、今日はやりませんでした。スナップエンドウの種まきシーズンは11月上旬から中旬にかけてだからです。そのため、スナップエンドウの種まきは来週以降となります。

トンネル立て

トンネル立てとは、一般的な野菜作りでいう「トンネル栽培」のことです。

シェア畑は一般的な農家と違い、化学肥料や農薬を利用しません。無農薬・有機質肥料で野菜を育てるため、トンネル栽培を推奨しています。

トンネル栽培は、虫や鳥から野菜を食べられるのを防いだり、野菜の生育の妨げとなる北風や霜から守ったりしたいときに効果的です。加えて、夏場の強い日差しから土の乾燥を防ぐ効果も期待できます。

トンネル栽培に必要な道具は以下になります。

  • 防虫ネット
  • ダンポール支柱
  • Uピン
  • トンネルパッカー

これらの道具を使って以下の手順でトンネル立てを行いました。

  1. ダンポール支柱を畝の外側に等間隔に3本突き刺し、畝をU字型で覆う
  2. 1に防虫ネットをかける
  3. 両端の防虫ネットをUピンで束ねて土に刺して固定
  4. 3をきれいに整えて、ダンポール支柱に沿ってトンネルパッカーを留めて防虫ネットを固定
  5. 風に吹き飛ばされないよう防虫ネットの裾を土に埋めて足で固める

トンネル立てた後の1畝

ここまでの作業に1時間弱かかりました。土づくりや畝立てと比べて種まきやトンネル立てはそれほど体力を使わないため、翌日筋肉痛になる心配はなさそうです。

ほんとは種まきとトンネル立ての1つひとつの工程に写真を載せたかったのですが、アドバイザーさんに教わりながら作業してるため、撮影できる空気ではありませんでした。残念です。

2畝の農作業

土づくり・畝立て・マルチ張り

第1週目と同様に三太郎を植える2畝の土づくり・畝立て・マルチ張りを行いました。

土づくり・畝立て・マルチ張りの詳細は、先週の記事をご覧ください。

ソラマメの種まきとトンネル立てでは、ほとんど撮影できなかったのでこちらは写真多めです。

スコップを使って土を耕す様子

まだ2回目ですが土づくりが一番しんどいです。健康な野菜を育てるには、通気性・水はけ・水持ちのよい柔らかな土を作らなければなりません。関東平野は栄養素が少ない固い赤土が多い土地。この赤土を平鍬が30cmぐらいの深さまで埋まるほど柔らかくするのは、かなりの重労働なのです。

ならし板を使って耕した土を約10cnの高さの畝にしています

畝を水平に馴らすのも慣れないうちは難易度が高いかもしれません。少なくとも私と夫がやると畝の端の部分に土が集まり、真ん中の部分が窪んでしまいます。真ん中の部分が窪むとと雨水がたまって野菜の根っこが腐ったり、病気になったりするんだそう。周辺の土をかき集めてなんとか水平の畝を作りました。

実際、ネットで調べると「畝づくりのコツ」を書いたブログや「畝づくりが苦手なので上手な作り方を教えてください」といったYahoo知恵袋の記事が出てきました。

約2時間かけて、2畝の土づくり・畝立て・マルチ張りを行いました。慣れてくると畝立ては15分程度で終わるようです。私たちも1年たてばもう少し手際が良くなっているかもしれませんね。

奥がソラマメとスナップエンドウを植える1畝。手前が三太郎を植える2畝

では今週はこの辺で。また来週。

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