【週末農業15・16週目】農作物の生育状況の確認・大根のお試し収穫・寒起こし

農業体験

1月29日(日)の第15週目と2/4(土)の第16週目の農作業を2週分まとめて更新します。

真冬はそんなにやることがないので相変わらず野菜の生育状況の確認が中心となります。それに加えてこれまで手付かずだった4畝の寒起こしをやりました。あと大根を試しに収穫してみました!

フリー素材を探しても冬場の農業や家庭菜園をイメージする画像がないのでアイキャッチのネタに困るのが最近の悩みです。キャンバで自分好みのアイキャッチ作る方法もあるけどちと面倒。

1畝の生育状況

ソラマメ

第15週目(1/29)

ソラマメ

関東で1/24(火)の夜に強風に見舞われたのと、1/23~1/25はとても気温が下がったので先週と比べてしおれてしまってます(泣)。

気温が上がるとしおれたソラマメは元気になるんでしょうか?

昨日(2/1)は久々に最高気温が10℃以上で暖かかったから元に戻ってほしい。

しおれ気味のソラマメ

しおれてるのに加えて葉っぱも茶色に変色してますね。ソラマメの生育適温は15~20℃なのでこれは低温障害ってやつなんですかね? 耐寒性の強い植物なので、苗が小さいときはマイナス5度までなら大丈夫なんですって。

低温障害の原因と対策|予防方法やおすすめ資材 | AGRI PICK
低温障害とは寒い冬になると気温や地温の低下に伴い、葉の異変や生育が抑制される生理障害のことです。露地栽培だけでなく管理方法によってはハウス栽培でも起こる低温障害の対策や、収穫後の貯蔵中の低温障害について栽培初心者にもわかりやすく紹介します。

第16週目(2/4)

ソラマメ

15週目と比べてそれほど大きな変化はありません。14週目に追肥したから急激に茎が伸びると思ってました。しかし、1月の追肥は春先の生長を促すためのものなので、即効性を期待してまくものではないとのことです。スナップエンドウも同じ理由で1月に追肥しています。

ちなみにシェア畑は化成肥料の使用はNGなので鶏ふんで追肥してます。生産農家さんのように化成肥料で使えばもっと生長が早いようです。

ソラマメ

強風と寒さでしおれてしまった葉っぱが、今週は元に戻っているような気がします。

アドバイザーさん曰く「とても順調に育っている」とのことです。うれしい(*^^*)

スナップエンドウ

第15週目(1/29)

スナップエンドウ

スナップエンドウも強風と寒さで萎れています。この1か月間で一番生長していたのがスナップエンドウだったのでとても残念です。

かなりしおれてしまったソラマメ

スナップエンドウも生育適温が15~20℃で、マイナス4度ぐらいまでなら耐えられるようです。

気温が低くないと花芽を分化しないようですが、ソラマメよりも萎れ具合がひどいので今後の生長が少し心配です。

第16週目(2/4)

スナップエンドウ

スナップエンドウも先週と比べたら若干生長していますね。横に広がっているのが気になったのでツルが麻紐に絡まるよう誘引してあげました。じゃないと縦に生長しないそうなので。

「上の麻紐の位置が少し高すぎる」とアドバイザーさんから指摘されたので、位置を少し下にずらしてあげました。そうしないとツルが自分から麻紐に絡まらないようです。

スナップエンドウ

しおれているのが若干気になったのでアドバイザーさんに質問しましたが「みなさんこんなもんです」とのこと。よかったー。

2畝の生育状況

大根

第15週目(1/29)

大根

ソラマメやスナップエンドウと違い大根は、強風と寒さの影響は受けていませんでした。

むしろ先週よりも育っている( ゚Д゚)

大根

私たちが育てている大根の品種は、三太郎という20~30cm程度の長さしかないやや小ぶりの大根です。

三太郎の平均栽培期間は60日程度です。しかし、今期の秋冬は例年と比べて寒いので種を植えてから90日近くたってますが、まだ収穫できる状態にはなっていません。

2月下旬か3月上旬には収穫できるといいなあ。っていうか3月下旬までに収穫しないと春からキュウリとトマトが育てられないよ。

第16週目(2/4)

大根

大根も先週と比べて変化はそれほどありません。

11月5日(土)に種を植えてからすでに90日は経過していて、三太郎の平均的な収穫時期からかなり時間がたっています。一般的な大根の収穫目安は、肩と呼ばれる白い部分が土から出て目視できるようになってからです。太さはだいたい7cm程度。

しかし、肩はちっとも見えません。そのため、今日はアドバイザーさんに「もう収穫しても問題ないの?」と聞いてみました。

「ただでさえ冬場は生長が遅くて今年の冬は例年と比べて寒いし、肩が土から出てないから収穫するのはまだ早いと思う。けど2月に入ってから毎週抜いてみて育ち具合を観察するのも面白いかもよ」と言われました。

ずっと抜いてみたいと思っていたのと、抜いて育ち具合を観察する案は単純に面白そうなので早速1穴分の大根の苗を引っこ抜いてみました。

で、引っこ抜いた結果が下の写真です。

種を植えてから91日後の大根

種を植えてから91日たってるのにちっさ( ゚Д゚)

しかし、こんなに小さくてもちゃんと食べられるんです。自宅に帰って洗ってから包丁で切って生で食べてみましたが肩の部分はすっごく甘くて美味しいです。

葉っぱは夕飯のお味噌汁に入れましたが、スーパーの大根の葉よりも味が濃い。

正直、野菜作りを楽しむことが一番の目的で味はそんなに期待してませんでした。なので、予想に反して美味しかったので今後の収穫が楽しみで仕方ありません。

3畝の生育状況

小松菜

第15週目(1/29)

小松菜

小松菜も先週よりと比べて育ってますね。大根と小松菜には防寒シートをかけていて、ソラマメとスナップエンドウにはかけていません。大根と小松菜がしおれていないのは防寒シートのおかげなんですかね?ソラマメとスナップエンドウは寒さに強いので必要ないようですが…。

小松菜

冬まきの小松菜の収穫時期は種を植えてから約80~90日後で、草丈20cm程度に育ったら収穫時期となるようです。正確に測ってないけどまだ20cmにはなってないですよね?今期は寒いので小松菜の生長スピードも遅いようです。

3畝は春からナスとピーマンを植えるので、3月下旬には小松菜の収穫を終わらせる予定です。

第16週目(2/4)

小松菜

小松菜も1週間でそれほど変化なしです。

ただ、「そろそろ葉っぱを間引いていいよ」とは言われました。間引いた方が早く生長するようです。そういえば、11月の講習会でそのような話をしてました。すっかり忘れてました(汗)

小松菜

この辺あたりはそろそろ間引いても問題なさそうなので、小松菜は来週間引きをします。

ちなみに間引いた小松菜も葉が小さくてもちゃんと食べられます。むしろ、大きく育ちすぎるとえぐみが出るので味が落ちるんだそうです。早速来週炒め物に使って試食してみます。

4畝の寒起こし

寒起こしをする夫

第15週目に4畝の寒起こしをやりました。

寒起こしとは、土の中にいる害虫や害虫の卵を冬の冷気にさらして退治することです。「気温が低い1月から2月にかけて2回やると害虫駆除ができてよい」とアドバイザーさんがお話しておりました。

前のシーズンで使っていた土をリセットする役割があり、次のシーズンに植える春夏野菜を生育を順調にするために不可欠な作業です。土づくりや畝づくりに比べたらとても簡単な寒起こしは、以下の手順で行います。

■寒起こしの手順
1)土の上にシャベルを突き刺して30cmぐらいの深さまで埋める
2)突き刺したシャベルを持ち上げて土を上下にひっくり返す

手順はたったの2ステップしかないのですが、土づくりと違って黒い色をした土の塊をつぶすのは厳禁です。

土の塊には水分を含んでいます。上下にひっくり返して冷たい外気に当てることで土の水分が凍って害虫やその卵を退治できるからです。

外気に冷やされた害虫が土の中から出て、隣の畝の土に潜り込むのを防ぐために通路の土にも寒起こしをやるのがベスト。とはいっても、うちの畑は1~3畝でまだ野菜を育てているので通路の寒起こしはまだ保留にしています(‘ω’)

ただし、関東ローム層に多い赤茶色をした粘土質の土の塊は、しっかりつぶす必要があります。粘土層の土は水分を通しにくいので、しっかりつぶしてあげないと野菜に水分が届かなくて生育状況が悪くなるようです。

1畝分の寒起こしなら2人でやれば10分程度で終わります。土づくりや畝づくりと違って筋肉痛にもなりません(笑)。

寒起こし後の4畝

では今回はこの辺で。

 

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